40歳を過ぎたころから、からだでは、動脈硬化、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病が目に見えないところで進行しています。これの進行を少しでも遅らせるために、食事、睡眠、運動などの生活習慣に気を配らなくてはなりません。とは言っても、からだに必要とされている成分をすべて食事から摂るのには、限界があります。CoQ10の必要量を食品でとるとすると、およそイワシ10匹を食べなければなりません。ですから、効率よくとるために、サプリメントを効果的に取り入れてみてはいかがでしょうか?
最近では、本当にたくさんのサプリメントがあり、いったい何をどれだけ摂ったらいいか迷ってしまいます。ここでは、アンチエイジングにぴったりのサプりメントを紹介します。毎日飲み続けることが、重要なので、本当に自分に必要だと思うものだけを見つけてみてください。
参考までに、夫はαリポ酸とCoQ10を、私は、CoQ10とヒアルロン酸を取り入れています。夫は境界型糖尿病と診断され、私は美容目的です。
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CoQ10 |
■CoQ10とは
CoQ10(コエンザイムキューテン)とは、心臓病の治療に使われていた医薬品で、心臓が動いて機能するために必要な膨大なエネルギーを確保するために必要な補酵素です。
CoQ10は、体内での生産やサプリメントからの摂取によって維持されていますが、体内での生産能力は20歳前後をピークに急激に低下し、40歳前後からCoQ10の減少が急速に進みます。
■CoQ10の効果は
CoQ10は、細胞レベルから体を活性化するため、健康の維持だけでなく、アンチエイジング、美容、スポーツなどにおいても効果が注目されています。
また、活性酸素の増加を抑える働きがあるので、悪玉コレステロールの酸化防止などに役立ちます。
これまで、高血圧などの治療に使用されてきましたが、活性化作用が肌のしわをとり、脂肪をエネルギーに変えるという作用から、美容・アンチエイジングの効果でも注目されています。
■1日の摂取目安量
1日の摂取目安量は、30〜60mgと言われています。
イワシですと、6〜12匹を食べることになります。
食品でとりながら、サプリメントを取り入れてみてはいかがですか。
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αリポ酸 |
■αリポ酸とは
糖尿病の合併症治療薬として、ヨーロッパでは30年以上前から使用されていました。
ビタミンC、ビタミンEの約400倍という強力な抗酸化作用があります。
■αリポ酸の効果は
脂肪を燃焼しやすくし、燃えやすい身体作りを補助する効果があるので、ダイエットに効果があります。
また、血中のブドウ糖の排出をスムーズに行わせる働きがあるので、糖尿病の治療薬として使われてきました。さらに、抗酸化作用によって、糖尿病の合併症の予防にもなります。
CoQ10の吸収を助けるので、CoQ10を一緒に摂取すると効果的です。
■1日の摂取目安量
1日の摂取目安量は、100〜200mgと言われています。
ほうれん草で摂取しようとすると、3kgも食べなくてはなりませんので、上手にサプリメントを取り入れましょう。
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大豆イソフラボンとは |
■大豆イソフラボンとは
大豆の種子に含まれている植物性成分で、女性ホルモン様作用、抗酸化作用、食物繊維としての3つの効能があげられます。
■大豆イソフラボンの効果は
大豆イソフラボンは女性ホルモンのひとつのエストロゲンが不足すると代理を務めるので、更年期症状を軽減し、骨粗しょう症の予防にも役立ちます。
■1日の摂取目安量
ここが大切です。サプリメントで過剰に摂取するとホルモンバランスをくずす可能性があるとも言われていますので、足りないと思われる分だけ摂取してください。(サプリメントで追加する上限は30mg)
イソフラボンの摂取量は一日に40mg〜50mgが理想です。
およそ絹ごし豆腐では1/2丁、納豆では1パックに相当します。
閉経後の女性は70mgぐらいを必要とするので、足りない分をサプリメントで補うといいですね。
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