最近では、男性にも更年期がおこると言われています。
男性ホルモンが減少することによって、女性と同じような症状が現れる方もいらっしゃるようです。
男性の場合、まず疲れやすくなってきたと感じたら更年期を疑ってみてください。
性欲の減退やうつ状態などの精神症状が男性の更年期の症状としてあげられています。
働き盛りの45歳〜65歳の方でストレスをためやすい方に更年期の症状がでやすいようです。
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まずチェックしてみてください。 |
元東京医科歯科大学産婦人科の小山 嵩夫医師が作られた
「小山式簡易更年期指数」でチェックしてみてください。
項目 |
強 |
中 |
弱 |
顔がほてる |
10 |
6 |
3 |
汗をかきやすい |
10 |
6 |
3 |
腰、手足が冷えやすい |
14 |
9 |
5 |
息切れ、動悸がする |
12 |
8 |
4 |
寝つきが悪い、眠りが浅い |
14 |
9 |
5 |
怒りやすく、イライラする |
12 |
8 |
4 |
くよくよ、憂鬱になる |
7 |
5 |
3 |
頭痛、めまい、吐き気がある |
7 |
5 |
3 |
疲れやすい |
7 |
4 |
2 |
肩こり、腰痛、手足の痛み |
7 |
4 |
3 |
何点でしたか?
男性の場合 50点以上の方は、男性更年期障害の可能性があるそうです。
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診察はどのように行われるの? |
まず、問診があると思います。
そして、血液検査で、血液中の男性ホルモン値を調べます。
保険診療ではないので、自費となり、数万円の費用がかかるようです。
気になる方は男性更年期外来で相談されてはいかがですか?
男性更年期外来がある医療機関
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うつ状態がひどい方は |
うつ状態がひどい方は、精神科の受診をおすすめします。
私は、精神科のクリニックに勤めていますが、男性更年期と思われる方もいらっしゃいます。
初診の問い合わせで、「男性更年期だと思われるのですが、受診はできますか?」と聞かれた場合
医師からは、
「まず、泌尿器科の受診をされて、それでも改善がなく、心の問題が考えられる場合は、受診してください。」
と伝えるように言われています。
精神科はちょっと行きづらい場所かもしれませんが、もっと気軽に受診してみてください。
かぜも軽いうちにかかった方が治りが早いですよね。心のかぜもそうですよ。
お待ちしています。
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