- 病気が全快したら、お見舞いをいただいた方、お世話になった方をお招きして、祝いの席を設けるのが習わしでしたが、今では、快気祝いを差し上げることが、一般的になりました。
- いただいた額の1/3~半額程度の品物をお返しします。
品物は、「病気が残らない」という願いをこめて、食べきってしまう物、使いきってしまう物にします。
贈る時期は、全快後、10日ぐらいに贈ります。
- 「二度とないように」と紅白結びきりの水引に、「快気祝」とします。
「快気内祝」としないのは、四文字を避けているからです。
- 不幸にも、お亡くなりになってしまった場合は、白無地か略式の短冊にして、弔事用の包装紙で包みます。
- 病気見舞い、快気祝いのお礼の手紙文例
先日は、お忙しい中を早速のお見舞いありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
御心配をおかけしましたが、体力も付いてきましたので、先週から職場に復帰いたしました。
これからは、自分の体調を考えて、しばらくはマイペースでやっていくつもりです。
健康のありがたさは病気になって初めて分かるものです。
どうぞ○○様も御自愛のうえ、ますます御活躍くださいますようお祈り申し上げます。
参考文献:『「贈る」と「お返し」のマナー』(株)主婦の友社 監修:松本繁美